薬局

薬局の業務

人員体制は、常勤薬剤師 3 名、パート薬剤師1名です。
院内の調剤業務(内服・注射・外用)、外来の調剤業務及び服薬指導、患者様からの薬に関する相談、医薬品の管理、購入・保管・各部署への供給、品質管理等を行っています。
外来においては処方箋の85%以上が院内での調剤となっています。

調剤業務(内服・外用)

患者様が服用されているお薬は、医師が症状に合わせて処方されたものですが、どんなお薬にも副作用があります。
病気が複数に増えるとおのずと薬の数も増えてくるものです。その結果、副作用が表れやすくなりますし薬どうしの飲み合わせの問題も出てきます。
症状が無くなっているのに服用を続けているお薬もあるかもしれません。
このようなお薬によって起こされるかもしれない不利益を防ぐべく患者様の常用薬や副作用歴、アレルギーなど、お薬を安全に使用するための情報をお聞きし、また、おくすり手帳等で重複していないかを確認していき効果と安全を考えた薬物治療を提供していきます。
錠剤のお薬は患者様の服薬管理を行いやすくするために全自動分割分包機にて一包化にも対応しています。

注射調剤業務

当院薬局では患者様ごとに注射薬を取り揃え、適正使用を確認したうえで病棟へ払い出ししています。

薬品管理業務

当院で採用されている医薬品の全てを管理しています。
薬の効果が十分発揮されるよう指定された方法で適切に保管し、使用期限のチェックを行っています。
また、医薬品は病院の購入予算に占める割合が大きく、発注に際し必要な医薬品を過不足なく購入するための管理を行っています。
その他、病棟からの注射薬や輸液の臨時の払い出しにも対応し、院内におけるお薬の安定供給に寄与しています。

薬品情報業務(DI業務)

医薬品に関するあらゆる情報を集め、医師・看護師・薬剤師そして患者様にその情報を的確に伝えることにより、良質で適正な医療の向上と効率化に寄与しています。
例えば、新薬の使用方法・効果・副作用などの情報や、薬の情報などを書籍やインターネットを活用して、より正確でさらに新規採用薬品やその他の薬品の勉強会を計画し、情報提供を速やかに行っています。