リハビリテーション科にて「家屋環境調整」の研修会を行いました
こんにちは!いつも「おうめさんけい日誌」をご覧いただきありがとうございます。
研修会の様子
グループディスカッション
私たちは、在宅復帰支援にむけて患者さまのご自宅へ訪問し家屋調査を実施しています。この研修は、退院後の在宅生活を安全かつ快適に過ごしていただくため、患者さま一人ひとりの生活環境に応じた在宅改修や福祉用具の選定などについて、より実践的な知識と技術を深めることを目的に開催しました。
自宅の写真から考えられる環境調整・生活の工夫をグループに分かれ話し合いをし、先輩・後輩関係なく自身の考えを伝えながらいろいろな案が出ていました。
若い職員、先輩職員共に他の人の意見を聞くことにより、視点が広がったと思います。
その他にも研修では、
・段差昇降体験・・・後ろ向き、前向きで段差を降りる体験にて、どちらが恐怖なく、ゆっくりと降りられるかなど、実際に体験することでわかることが多くありました。参加者は改めて自身で体験する大切さを知った時間となりました。
・歩行器の特徴・・・歩行器に触れ操作性やどのような方に提案できそうかなど新しい知識を取り入れるため、講師・福祉用具専門の方に説明を受けました。
研修後に家屋調査を行った職員は、さっそく学んだ事を活かして、自分の知識に繋げている様子がみられており、職員の成長に繋がるきっかけとなった研修会でした。
今後も、医療職としての知識と技術の向上に努め、患者さまとご家族が安心して生活を送れるよう、チーム一丸となって取り組んでまいります。
それでは、次回のブログでお会いできるの楽しみにしております!